はじめてのフルート選び
(2)足部管
♪Cか、Hか
多く出回っているフルートはC。足部管の手前側に、キーが2つなのがC管。最低音がC(ド)です。

それに対し、カタログをよく見ると、足部管の長いフルートがあります。オプションの欄に「H-foot」などと書いてあります。これはドイツ語表記で、アメリカの楽器メーカーの場合はB
foot jointと表記されていたりします。HもBも、どちらも「シ」の音のことです。
この足部管の長いフルートはH(B)管と呼ばれ、足部管の手前側にキーが3つあり、最低音がH(シ)になります。

プロはH-footをよく使用しているような気がします。シの出る楽譜を吹くため……という場合もありますが、たいていの場合、かっこよいからです(コラコラ)。実際、足部管が穴1つ分多いだけで、見た目のバランスがずいぶん良いのです。管体が大きい分、音も深くなる気がします。高音域が安定するとの意見もありますが、しっかりとレッスンを受けていればどの楽器でも変わりありません(音程は常に自分で作っていくため、上級者になるほど奏法でなく意識で音程を変えられるようになります)。稀に、音を安定させるために最低音のキーを押さえることもあります。
H管は“オプション”というだけあってお値段がアップしますので、どうしても、という方でなければ要らないかもしれません。 見ていると欲しくなるので、2本目に買い換える時はH管にしておいてもいいかもしれません。
なお、C管の端に丸めた紙などを差し込み、無理矢理Hの音を出すこともできます。 H管の端に差し込むと、Aの音が出たりもします。 この場合の紙は、新幹線の切符のあの材質が今のところ最強のように思えます(?)。